変形性股関節症で人工股関節置換手術の適用は?
症例②変形性股関節症
罹患されてから10年以上経過されている方が来院。
10年前にも手術を勧められたそうですが、手術中の輸血の為の自家貯血の問題などあり、タイミングを逸したようです。
症状は起立時の痛み、そこから歩行も極めて困難でよちよち歩くのがやっとといったところ。
ここまでよく我慢されていました。
女性に多い変形性股関節症
男性に比べ、骨盤が横に長い為、股関節の位置も外側にあります。
形成不全といって元々大腿骨骨頭に比べ関節の受け皿も小さい方が多い、加えて、閉経後の女性ホルモンの低下により骨粗鬆症傾向で骨頭自体も変形して潰れてくるケースも多い。
医接連携
当院連携の病院を紹介させていただき、MRI、レントゲン画像を撮影した結果、長年痛みのある股関節をかばっていた為、反対側の股関節も変形が著しいこと、そして大腿骨骨頭壊死も発見され、両側の人工関節の手術をすることになりました。
人工関節のプロフェッショナルをご紹介し、患者様ご本人も、当院からの紹介ということで今回は安心して手術を受けられると言っていただきました。
今回の症例では、まず痛みなく早期に歩けることが、この患者様にとってのベストな提案でありました。
70歳代前半で、まだまだ旅行に行ったり、やりたい事がたくさんあるというお話しを問診時に伺い、その夢を叶えるために術後も当院でリハビリ、施術フォローさせていただきますので一緒に頑張りましょうと言うことを伝えてご本人の不安もなくなったようです。
何事にも専門分野があります。家を建てる時も、基礎工事、電気工事、防水工事など、それぞれの専門家が行います。
医療も同じようにそれぞれのベストな専門家に任せたほうがいいのです。
ただ、その専門家同士がしっかり連携、連絡出来ているかどうかが、問題なのです。
痛みがあるから、ただマッサージする、電気をかける、痛み止めを使用するといったおざなりな治療は、表面的な処置であって、根本的な本質を改善しているわけではなく、悪い状態を長引かせるだけです、
一日限定2名様まで初回1980円で施術させて頂きます。
「もうこの症状は改善しない」 と痛み・しびれのせいでやりたいことを諦めている方がいれば、まずお話だけでもいいので私のところに来てください。